岡田監督が1998年フランスW杯で三浦知良(カズ)をメンバー外にしたのは賛成?反対?どっち?アンケート調査!

岡田監督が1998年フランスW杯で三浦知良(カズ)をメンバー外にしたのは賛成?反対?どっち?アンケート調査!

1998年フランス大会でワールドカップ初出場を果たした日本代表。当時の日本代表監督は2010年ワールドカップでも日本代表の指揮を執った岡田武史監督でした。

ワールドカップに出場したことのない日本は、世界経験のある三浦知良(カズ)が絶対的エースとして認知されていましたが、岡田武史監督はワールドカップ本大会メンバーからカズを外し、物議を醸しました。

そこで今回は、岡田監督が1998年フランスW杯で三浦知良(カズ)をメンバー外にしたのは賛成か反対かのアンケート投票結果を発表します!

まずは皆さんの意見を教えてください♪

岡田監督が1998年フランスW杯で三浦知良(カズ)をメンバー外にしたのは賛成?反対?のアンケート

賛成

反対

1998年にW杯初出場を果たした日本代表

サッカー日本代表は、奥寺康彦や釜本邦茂などのスター選手を擁していた時代でさえワールドカップに出場することができませんでしたが、1998年にやっと悲願のワールドカップ出場を果たしました。

1994年アメリカワールドカップ予選でドーハの悲劇を味わった日本

日本代表がもっともワールドカップに近づけたのが、1994年アメリカ大会のアジア最終予選です。

2勝1敗1分で首位に立っていた日本は、最終節イラク戦で勝利すれば無条件でワールドカップ出場、引き分けでも他会場の結果次第でワールドカップに出場できる状況でした。

そんな中迎えた試合は、日本が幸先よく先制します。一時は同点に追いつかれるも、69分に再度勝ち越し、1点差で勝っている状況で後半アディショナルタイムに突入。しかし、悲劇はアディショナルタイムに潜んでしました。

アディショナルタイム突入10秒前にイラクのコーナーキックになり、そのままアディショナルタイムに突入、これを凌げばワールドカップは目前でしたが、素早くショートコーナーを決行したイラクに対応できない日本は失点を許してしまいます。

他会場でサウジアラビアと韓国が勝利し、3位となってしまった日本はW杯出場をあと1歩で逃したのでした。この出来事はドーハの悲劇として日本のサッカー史に刻まれたのでした。

ワールドカップ予選敗退の窮地から日本を救った岡田武史

前回大会であと1歩のところでワールドカップ出場を逃した日本代表は、1998年フランス大会には何がなんでも出場したい状況でしたが、最終予選3試合を経過して1勝2分1敗の勝点5と非常に苦しい状況でした。

そこで日本代表は当時の監督であった加茂周を更迭し、コーチの岡田武史を監督に昇格させました。

交代後2戦連続で引き分け、さらに苦しい状況に追い込まれるものの、ラスト2試合の韓国戦とカザフスタン戦で勝利を飾り、2位となった日本代表はプレーオフへ進出。

プレーオフでイランを延長戦の末に3-2で下した日本代表は初のワールドカップ出場権を手にしました。岡田武史監督就任後の戦績は3勝2分となっており、就任当初は苦しい状況だったものの結果を見れば、好成績で日本をワールドカップ出場に導いたのでした。

フランスW杯でまさかのメンバー外となった三浦知良(カズ)

三浦知良(カズ)はプレーオフのイラン戦も先発出場しており、1997年の日本代表の成績は19試合に出場し、18得点の成績を残していました。

フランスワールドカップの代表候補25人にも選出され、ファンやマスコミからは本大会メンバー当確と目されていました。しかし、最後に落選する3人の名前に北澤豪、市川大祐らと共に名前が挙がり、最後の最後で三浦知良(カズ)はメンバー外となったのです。

三浦知良(カズ)のメンバー外に賛成派の意見

三浦知良(カズ)の落選に議論を呼んだフランスワールドカップのメンバー選考ですが、カズ落選の賛成派にはどのような意見があるのか見ていきましょう。

調子の良かったゴン中山、成長著しい城彰二

1998年のワールドカップ中断までのJリーグで三浦知良(カズ)は4得点のみとなっており、4試合連続ハットトリックを記録していた中山雅史などと比べると物足りなさがありました。

さらにも岡田武史監督は、もともと城彰二をFWの軸に考えていたため、調子が上がらない三浦知良(カズ)をスタメンに起用する構想はなかったと言われています。

守備的になるであろうW杯の現実...

また、途中出場となると勝っている状況にしろ、負けている状況にしろ前線から追い回せる選手が必要であったため、三浦知良(カズ)の起用は想定できなかったのです。

あらゆる場面を想定して三浦知良(カズ)の起用がないとするのであれば、メンバー外になったことは当然の選択だったという声もあります。

GKを3人にするか2人にするか

現在のワールドカップメンバーは23人まで選考できますが、当時は22人でした。メンバー選考で論点となったのがGKの人数です。2人にするか、3人にするか。

2人にした場合、もし怪我や累積などで出場できなくなった時にGKが1人になり、非常にリスクが高まります。そのため、日本代表は3人をメンバー入りさせることを決定しました。

GKの人数は、直接的にカズが落選した理由ではないものの、もしあと1枠あればカズがメンバー入りしていてもおかしくありませんでした。

しかし、グループリーグ3試合、決勝トーナメントに進めばそれ以上を戦っていく日本代表にとってGKを2人にするリスクは非常に高かったと言えます。

三浦知良(カズ)のメンバー外に反対派の意見

一方でカズ落選の反対派にはどのような意見があるのかも見ていきましょう。

3戦全敗1得点という結果が全て...

初めてのワールドカップに臨んだ日本代表は、グループリーグを1勝1分1敗の勝ち点4で決勝トーナメント進出を目指しました。

しかし、いざ蓋を開けてみると3戦全敗に終わり、得点も最終戦の中山雅史の1得点のみに終わりました。またFWとして本大会に出場し活躍ができなかった城彰二に批判が集中し、帰国時にファンから水をかけられるといったこともありました。

結果論にはなりますが、日本代表の得点力不足には疑問が残り、三浦知良(カズ)をメンバーに入れておくべきだったという声があります。

三浦知良(カズ)には絶対的な実績があった

先述しましたが、三浦知良(カズ)は1997年の日本代表では19試合に出場し、18得点を挙げていました。この数字はフランスワールドカップのメンバーに選ばれた4人のフォワード(中山雅史、呂比須ワグナー、城彰二、岡野雅行)の中でも断トツの実績だったのです。

また当時の日本代表には海外を経験している選手が少なく、ブラジルやイタリアなどの海外でのプレー経験がある三浦知良の経験も必要であったのかではないかとされています。

「岡田監督が1998年フランスW杯で三浦知良(カズ)をメンバー外にしたのは賛成?反対?どっち?アンケート調査!」まとめ

「外れるのはカズ、三浦カズ」という岡田武史監督の言葉が日本サッカー史に刻まれることとなった1998年フランスワールドカップ。

皆さんはカズをメンバーから外したことに賛成ですか?反対ですか?ぜひアンケート投票で皆さんの意見をお聞かせください!

「岡田監督が1998年フランスW杯で三浦知良(カズ)をメンバー外にしたのは賛成?反対?どっち?」のアンケート結果発表

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