【アンコウの「どぶ汁」】美味しい？まずい？どっち？福島名物をアンケートで好き嫌い割合調査！

グルメ

アンコウのどぶ汁は、茨城県から福島県南部の郷土料理です。どちらかというと福島の郷土料理として扱われます。アンコウと野菜の鍋で、お酒が進むお鍋として親しまれています。

今回バトクエでは、アンコウのどぶ汁の特徴や魅力をご紹介と、最後に『【アンコウのどぶ汁】美味しい？まずい？どっち？』のアンケート結果を発表します！

★★★★★（大好き）

★★★★（好きかな）

★★★（普通）

★★（嫌いじゃないけど）

★（嫌い）

【アンコウのどぶ汁】の特徴・魅力

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アンコウのどぶ汁とは

アンコウのどぶ汁は茨城県から福島県南部にかけての郷土料理です。名前の通りアンコウ鍋の一種で、生のあん肝を煮込みながらペースト状にした後、アンコウと野菜を煮込み、最後に味噌で味を整えれば完成です。

どぶ汁という名前の由来については諸説あるのですが、あん肝が溶けだしてどぶのように濁るからどぶ汁という説が有力のようです。またどぶにはすべてという意味もあり、アンコウのすべてを入れるからどぶ汁という説もあるようです。

アンコウのどぶ汁は、水を使わない！？

アンコウのどぶ汁は水を使わないという特徴もあります。アンコウは水分を豊富に含んでおり、また一緒に煮込む大根などの野菜にも水分が含まれます。つまりアンコウの生のあん肝と野菜を一緒に煮込めば勝手に水分が出てくるので、水分をほとんど足す必要がありません。

アンコウのどぶ汁の起源

もともと漁師が水を使わずに船の上でも手軽に食べられるという理由でアンコウのどぶ汁を食べるようになりました。火は必要ですが水は不要なので、水がない船上でも便利です。

また美味しいだけでなく栄養価も高いので、栄養を取りにくい環境にいる漁師にはぴったりです。

アンコウのどぶ汁の作り方

最初にあん肝だけを取り出して煮込む（水は入れない）
あん肝を溶かした後、アンコウの身と野菜を入れて煮込む
最後に味噌を足して、味付けする

このようにアンコウのどぶ汁のレシピ自体は簡単なのですが、残念ながら誰でも簡単に作れるわけではありません。なぜなら、新鮮なアンコウが必要、アンコウの個体差に合わせて煮込み時間等をコントロールする必要があるため、熟練の技が必要となります。

そのため現在では、より簡単に作るために出汁を加えたりしてアンコウの個体差に左右されにくいレシピなどが存在します。とはいえ元のアンコウのどぶ汁は水分を一切加えないものなので、この漁師料理を完全に再現した『本物』のアンコウのどぶ汁は幻の料理と言われているそうです。

【アンコウのどぶ汁】は好き嫌いが分かれる？

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【アンコウのどぶ汁】美味しい・好きと言う意見

洗練。鮮烈。素晴らしい味わいです。あんこうって個体差で水分も変わるんですよ。そこまでわかってる青柳料理人の腕が素晴らしいです。
よく身が締まっていて臭みも全く無い…お酒が進みます。
めちゃくちゃ美味しい！後をひかないあっさりとして癖のない味わいですが、とにかく濃厚！西のふぐ、東のあんこうと言われていますがこのどぶ汁という食べ方はふぐではできないですね。

他にも絶賛の声が多数ありました。新鮮なアンコウを使っているなら美味しくて当たり前だろうと言いたいところですが、熟練の技があるからこそアンコウの味を最大限引き立てられているという点も見過ごせません。

多くの店舗では店員が一定時間は店員がつきっきりで鍋の状態を見て、最高のアンコウのどぶ汁を作ります。単に煮込めば良いわけではなく、火加減や食材を入れるタイミングが重要になるのです。

【アンコウのどぶ汁】まずい・嫌いと言う意見

アンコウのどぶ汁がまずいという口コミは見当たりませんでした。

アンコウのどぶ汁をまずいという人がいれば、それはアンコウ自体が苦手な人かもしれませんね。アンコウが好きな人ならまず絶賛する味と言っても過言ではないのではないでしょうか。