【ゴボウ】好き？嫌い？どっち？ゴボウを『まずい』と思う割合を人気アンケート調査！

グルメ

コリコリした歯応えと、野性味を感じる独特の風味が美味しい「牛蒡(ごぼう)」。長年日本だけが食用していましたが、最近では中国や台湾でも親しまれています。

きんぴらごぼうや豚汁など和食では定番の食材である一方で、調べてみると意外にも「美味しくない / まずい」という口コミも多く寄せられていることが分かりました。

今回バトクエでは、ゴボウの特徴や魅力をご紹介し、最後に『【ゴボウ】好き？嫌い？どっち？』のアンケート結果を発表します！

★★★★★（大好き）

★★★★（好きかな）

★★★（普通）

★★（嫌いじゃないけど）

★（嫌い）

【ゴボウ】の特徴・魅力

コクと深みのある味わいと、コリコリした食感が美味しい「牛蒡(ごぼう)」。ユーラシア大陸原産で、日本には平安時代に薬草として中国から伝わったとされています。

日本では根の部分を一般的に食用していますが、他国では食用されていません。近年健康効果の高さから、中国や台湾、ヨーロッパなどでも注目されている食材です。

ゴボウの香りや旨味は皮の部分に多く含まれているので、包丁の背などで表面の泥を洗い落として調理に使います。空気に触れると黒ずみやすく、切ったら水にさらすのが基本です。

【ゴボウ】の主な品種

日本では独自に「牛蒡(ごぼう)」を食べる文化が根付き、さまざまな品種が開発されています。主に関東の「長根種」と関西の「短根種」に大別されます。

ゴボウの主な品種
滝野川ゴボウ：細長くスが入りにくい、長根種
堀川ゴボウ：太く内部に空洞がある、京野菜のひとつ
大浦太ゴボウ：非常に太く内部に空洞がある
梅田ゴボウ：太く柔らかい肉質で香りが良い
葉ゴボウ、若ゴボウ：若い茎と葉を食べる品種

関東を中心に栽培されている「滝野川ゴボウ」などの長根種は、晩秋から冬が旬の時期。一方香りが良く柔らかい新ゴボウは初夏が旬で、「夏ゴボウ」とも呼ばれます。

【ゴボウ】が使われる料理

「牛蒡(ごぼう)」は、日本のみで食用されてきた野菜です。和食では定番の食材で、きんぴらごぼうやサラダ、豚汁、かき揚げ、煮物など幅広い料理に活用されています。

ゴボウが使われる主な料理
きんぴらなど炒め物
サラダ
豚汁など汁物、スープ
筑前煮などの煮物
かき揚げ
鍋料理
ゴボウチップス

独特の香りがクセの強い食材を引き立たせ、ドジョウを使った柳川鍋や八幡巻きなどの郷土料理にも欠かせません。

【ゴボウ】の主な加工食品

「牛蒡(ごぼう)」の定番加工食品といえば、漬物でしょう。乳酸発酵させた商品やキムチなど、幅広いラインナップが揃っています。定食や天丼などの箸休めでもおなじみです。

リンク

炊き込みご飯の素やきんぴらごぼう、ごぼうサラダなど、調理されたものをレトルトやパウチに加工された商品も多いです。それだけ日本人にとっては定番の食材と言えるでしょう。

リンク

自宅で作ることもできるゴボウチップスも、定番の加工食品のひとつです。食物繊維が豊富で腹持ちがいいので、ダイエット中のおやつにもぴったりですね！

リンク

ゴボウは土付きであれば保存の効く野菜ですが、少量ずつ使うのは少々不便です。熱湯で戻すだけで使えるように乾燥加工された商品を活用すると便利です。

リンク

ゴボウを刻んで乾燥・焙煎して作る「ゴボウ茶」も、健康意識の高い方にとっては定番でしょう。ハーブティーのひとつで、香ばしさと甘みのある飲みやすいお茶です。

リンク

ゴボウは栄養価抜群！【ゴボウ】に含まれる栄養素と効能

「牛蒡(ごぼう)」は、食感からも分かる通り非常に食物繊維が豊富な食材です。その他にも、ビタミンやミネラル類、ポリフェノールがたっぷりと含まれています。

ゴボウに含まれる主な栄養素と効能
ビタミンB群：疲労回復、代謝促進
ビタミンE：抗酸化作用
カリウム：むくみ防止、血液サラサラ効果
カルシウム：骨や歯を健康に保つ
マグネシウム：神経伝達やホルモン分泌を助ける
食物繊維：整腸作用
イヌリン(食物繊維)：血糖値の上昇を緩める、腸内環境改善
リグニン(食物繊維)：腸内の発癌性物質を排出する
クロロゲン酸(ポリフェノール)：脂肪の蓄積を抑える
タンニン(ポリフェノール)：抗酸化作用

日本でしか食用されていませんでしたが、近年で健康効果の高さから、中国や台湾、朝鮮半島などでも食べられるようになりました。ヨーロッパでも注目されている食材です。

【ゴボウ】は好き嫌いが分かれる？

「牛蒡(ごぼう)」ですが、口コミを調べてみると意外にも好き嫌いが分かれる食材であることが分かりました。ゴボウが好きな方からは、

独特の香りが美味しい！
しっかりとした旨味がたまらない！
シャキシャキコリコリの歯応えが好き！
和食に必須！他の食材で補えない存在！

など、熱烈な支持を感じさせる口コミが集まっていました。ゴボウ独特の香りやお出汁が取れるほどのしっかりとした旨味、噛みごたえのある食感が人気の秘訣となっていました。

また、「きんぴらごぼうが好き！」「豚汁には不可欠！」など、定番料理に欠かせない食材としても支持されています。他の食材に置き換えられない、唯一無二的存在ですよね。

【ゴボウ】には「美味しくない / まずい」という口コミも…

一方で「牛蒡(ごぼう)」には、「美味しくない / まずい」という口コミも寄せられています。ゴボウが苦手な方から寄せられた口コミには、

土臭くてまずい…
ゴリゴリした食感が美味しくない。。
味が強すぎるし、エグみがある
木の根を食べてる感が無理！
泥を落とすのも灰汁を抜くのも面倒臭い

など、強い苦手意識が現れています。特に土臭さや強い風味、繊維質な食感などが苦手の理由となっているようです。

また、「いかにも根です！って感じの見た目が嫌い」といったビジュアル面や、「下処理に手間がかかる」という実用面での理由を挙げる方もいらっしゃいました。

【ゴボウ】嫌いを克服するには？

「牛蒡(ごぼう)」の食用は、日本独自の文化です。和食では数えきれないほどのあらゆる料理に登場するため、食べられなくて困った経験がある方がほとんどでしょう。

最近では海外でも健康効果に注目が集まっている食材です。今後フレンチやイタリアンでも登場する可能性もありますし、ぜひ食べられるようになっておきたい食材のひとつです。

口コミによると、「ゴボウ嫌い」の主な原因は、

土臭さ
味、えぐみ
食感
見た目

などが挙げられます。自分の苦手ポイントをカバーできるような食べ方や商品を選ぶことで、ゴボウ嫌い克服に近付けるかもしれません。

ここからは、「ゴボウ嫌い」の克服につながるような商品や、オススメの食べ方をご紹介していきます！ぜひ少しずつでも、挑戦してみてくださいね。

根菜カレーでゴボウの風味を隠す！

ゴボウの味や土臭さが苦手な方にオススメしたいのが、根菜カレー。カレーの味と強い香りでゴボウの土臭さや味を気にせずいただけるメニューです。

調理が面倒であれば、市販の筑前煮用の水煮を使うのがオススメ！すでに柔らかく煮てあるので、ゴボウのシャキシャキした食感が苦手な方でも食べやすく仕上がりますよ。

リンク

かき揚げでサクサク食感に！

ゴボウの食感が苦手な方は、千切りやささがきにしたものをかき揚げにするのがオススメです。揚げることでにおいや味も飛び、苦手な方でも食べやすくなります。

こちらも調理が面倒なら、きんぴら用に千切りされた商品を使うとお手軽です。ゴボウだけでなく、玉ねぎや桜海老などの材料と合わせれば、さらにゴボウの主張を誤魔化せます。

ゴボウチップスで苦手克服！

ゴボウの全てが苦手な方には、ゴボウチップスがオススメ！自宅で作ることもできますが、さまざまな商品が市販されており手軽に購入することができます。

チップスになっていれば、見た目の根っこ感もありません。これでも味や香りが気になる方は、さらに七味唐辛子やカレー粉をふりかけても美味しいですよ。

リンク