【ユリ根】好き？嫌い？どっち？ユリ根を『まずい』と思う割合を人気アンケート調査！

ホクホクした食感で、栗のような甘さとほろ苦さが美味しい、「百合根(ゆり根)」。重なり合った鱗茎から、子孫繁栄や和合、年を重ねる縁起物としても親しまれています。

日本では特におせち料理で定番の食材である一方で、調べてみると意外にも「美味しくない / まずい」という口コミも多く寄せられていることが分かりました。

今回バトクエでは、ユリ根の特徴や魅力をご紹介し、最後に『【ユリ根】好き？嫌い？どっち？』のアンケート結果を発表します！

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【ユリ根】の特徴・魅力

栗のような上品な甘さとほろ苦さで、調理方法によってさまざまな食感が楽しめる「百合根(ゆり根)」。食用しているのはユリ属の植物の鱗茎、らっきょうと同じ部分です。

加熱の加減で、シャキシャキした歯触りからホクホク・ねっとりした柔らかさまで楽しめます。主に煮物などで、ホクホクした食感を楽しむことが多いです。

花のように重なった形から和合や年を重ねること、鱗弁を子宝に見立てて子孫繁栄を象徴するとされており、縁起物としても親しまれています。

栽培にとても時間がかかり、非常に繊細な食材であるため、高級食材としても知られています。関西地方の正月料理や、料亭などで特に多く活用されています。

【ユリ根】が食用される品種

本来多くの「百合根(ゆり根)」はアクが多く、食用には適していません。中でもアクの少ない品種が食用として流通しています。

• 食用されるユリ根の主な品種
• オニユリ
• コオニユリ
• ヤマユリ
• カノコユリ

日本で主に食用されているユリ根は、苦味の少ない「コオニユリ」です。秋から冬にかけてが旬で、京都では8月頃から秋、北海道では10月頃から年末にかけて収穫されます。

【ユリ根】が使われる料理

「百合根(ゆり根)」は、和食を中心にさまざまな料理に活用できる食材です。味にクセが少ないので、ホクホクした食感と甘さを生かせる料理に向いています。

• ユリ根が使われる主な料理
• 茶碗蒸し
• きんとん
• 甘露煮、含め煮
• 味噌汁
• 卵とじ
• かき揚げ、素揚げ
• マッシュ
• 茶巾

ホクホクした食感と甘さは、ジャガイモに似ています。ジャガイモのレシピをユリ根で作っても美味しく、マッシュして魚料理に添えるなど洋食にも活用することができます。

優しく洗ったら外側から1枚ずつはがし、茶色い部分を削ります。素揚げなどの場合、はがさず丸ごと使ってもOK！比較的火の通りが早いので、加熱のし過ぎに注意しましょう。

【ユリ根】の主な加工食品

「百合根(ゆり根)」は、旬が短く下処理に手間がかかる食材です。ユリ根を乾燥させた「百合干」を活用すれば、保存が効き濃縮されたユリ根の旨味を手軽に楽しむことができます。

ユリ根を花びらに見立て、食紅や梅酢で色付けし飾りとして使う「花びら百合根」も、冷凍加工されたものが市販されています。春のお祝い事にぴったりですね！

甘露煮に調理されたものも、瓶詰めなどに加工されています。瓶詰めならおせち料理の一品などとして手軽に食卓に取り入れることができます。

ユリ根は栄養価抜群！【ユリ根】に含まれる栄養素と効能

「百合根(ゆり根)」は、ビタミン・ミネラルやタンパク質などが非常に豊富な食材です。タンパク質はジャガイモの2倍も含まれ、カリウムの含有量は野菜の中でトップクラスです。

• ユリ根に含まれる主な栄養素と効能
• ビタミンB群：疲労回復、代謝促進
• ビタミンC：肌や粘膜を健康に保つ、免疫力アップ
• グルコマンナン(食物繊維)：整腸作用、コレステロール上昇を抑える
• カリウム：むくみ防止、血液サラサラ効果
• カルシウム：骨や歯を健康に保つ
• 葉酸：核酸・タンパク質・赤血球の生産促進
• 鉄・リン：貧血予防
• タンパク質：体組織の材料となる
• 炭水化物：エネルギーの素となる

中国から日本に伝わった当初は、薬用として親しまれていました。日本でも古くから滋養強壮・利尿作用・咳止め・精神沈静などの薬効がある食材として珍重されてきました。

野菜の中では他の芋類と同程度と比較的カロリーが高めですが、一度にたくさん食べるものではないのでそこまで気にしなくても問題ないでしょう。食べ過ぎには注意が必要です。

【ユリ根】は好き嫌いが分かれる？

茶碗蒸しやお正月料理に欠かせない「百合根(ゆり根)」ですが、口コミを調べてみると意外にも好き嫌いが分かれる食材であることが分かりました。ユリ根が好きな方からは、

• ホクホク食感が美味しい！
• 甘さとほろ苦さが大好き！
• 特別な時にしか食べられない贅沢品！
• ヒラヒラした見た目が美しい！

など、熱烈な支持を感じさせる口コミが集まっていました。特にお芋のようなホクホク食感、栗のような甘さとほろ苦さが人気の理由となっているようです。

また、旬が短く比較的高価な食材であることから、「特別感がある！」「お正月のイメージ」など行事食の材料としても親しまれていることが分かります。

【ユリ根】には「美味しくない / まずい」という口コミも…

一方で「百合根(ゆり根)」には、「美味しくない / まずい」という口コミも寄せられています。ユリ根が苦手な方から寄せられた口コミには、

• 甘いのに苦くて美味しくない！
• 食感がよく分からなくてまずい。。
• 値段が高くて買う気にならない…
• 下処理がめんどくさいのに食べ応えがない！
• そもそも食べたことがない

など、強い苦手意識が現れています。特に、甘い中に潜むほろ苦さ、独特のシャキシャキ・ホクホク・ねっとりな食感に苦手意識を持つ方が多いようです。

また、値段の高さや下処理の手間から「わざわざ買うことはない」と回答している方も。地域によっては食べる習慣がなく、今までに一度も食べたことがない方も多いようです。

【ユリ根】嫌いを克服するには？

「百合根(ゆり根)」は、比較的高価で旬が短く、主にお正月などのお祝いや料亭で供される食材です。なかなか堂々と残しにくい、そんなシーンが多いはずです。

頻繁に食べる食材ではないにせよ、縁起物で栄養価も高いため、できれば苦手を克服しておきたい食材のひとつです。せっかくなら美味しく食べられるようになりたいですよね。

口コミによると、「ユリ根嫌い」の主な原因は、

• 甘さ、苦味
• 食感
• 価格の高さ
• 下処理の手間

などが挙げられます。自分の苦手ポイントをカバーできるような食べ方や商品を選ぶことで、ユリ根嫌い克服に近付けるかもしれません。

ここからは、「ユリ根嫌い」の克服につながるような商品や、オススメの食べ方をご紹介していきます！ぜひ少しずつでも、挑戦してみてくださいね。

百合干の活用で手軽に食べる！

「ユリ根が高価で買いにくい」「下処理が面倒」と思っている方は、百合干を活用するのがオススメ。水で戻せば、生のユリ根と同じように料理に活用できます。

乾燥させることでミネラルなどの栄養価もアップしている点も、健康が気になる方にも嬉しいポイント！保存も効き、使いたい量だけ料理に活用することができます。

ユリ根蒸しで気になる食感をカバー！

ユリ根独特の食感が苦手な方には、ユリ根蒸しがオススメ！塩茹でしてフードプロセッサーなどですりつぶし、卵白を加えて団子状にして蒸すお料理です。

ふんわりした仕上がりで、ユリ根独特の食感を完全に隠すことができます。風味が気になる方は、エビのすり身などを加えるとさらに美味しくいただけますよ。

お菓子でユリ根を美味しく食べる！

ユリ根の風味が苦手な方にオススメしたいのが、ユリ根を使ったお菓子。栗やお芋のような甘さを活かせば、甘すぎるものが苦手な方にもオススメです。

こちらの「ゆり最中」は、ユリ根の一大産地北海道の和菓子。上品なユリ根の風味を楽しめる一品です。お祝い事のお茶菓子にもぴったりですね！

【ユリ根】好き？嫌い？どっち？ユリ根を『まずい』と思う割合を人気アンケート調査！まとめ

調理によってさまざまな食感を楽しめ、上品な甘さとほろ苦さが美味しい「百合根(ゆり根)」。日本では子孫繁栄・和合・長寿の縁起物としても親しまれています。

特におせち料理やお正月料理では定番の食材ですが、意外にも「美味しくない / まずい」という口コミも寄せられていることが分かりました。

「ユリ根大好き！」「ホクホクで甘くて美味しい！」という方も、「苦くて美味しくない！」「食感がまずい！」と思う方も、ぜひご意見お聞かせください。

「【ユリ根】好き？嫌い？どっち？」の投票結果の発表

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