【4番バッター ランキング】歴代最強の日本人プロ野球選手を人気アンケート調査
日本人のプロ野球選手で、歴代最強の4番バッターは誰だ?と聞かれたら、皆さんは誰をあげますか?
日本のプロ野球はチームでもっとも打撃力がある選手を4番に起用する傾向が強くあります。いわゆるチームの顔となる強打者が4番を務め、その責務を果たせないとメディアから批判されたりするほど、重要な打順と言えるでしょう。
そこで今回は、プロ野球で活躍した日本人の4番バッターを紹介し、『プロ野球歴代最強の4番バッターは誰か』という人気投票のランキング結果を発表します。
まずは皆さんの意見を教えてください♪
歴代最強「4番打者」の日本人プロ野球選手は誰?人気投票ランキング中!のアンケート
松井秀喜
金本知憲
清原和博
掛布雅之
落合博満
山本浩二
田淵幸一
王貞治
長嶋茂雄
野村克也
山内一弘
川上哲治
藤村富美男
歴代最強 4番バッター候補「松井秀喜」
松井秀喜は、長距離打者としてメジャーで唯一通用した日本人と言えるでしょう。日米通算2643安打、日米通算507本塁打を記録しました。メジャーで通算175本塁打以上を放つ日本人野手は今後現れないかもしれない、それほどの記録です。
ジャイアンツの4番としてもそうですが、メジャーリーグのヤンキースで4番を務めたことはすごい実績と言えるでしょう。
- 松井秀喜のすごいところ
- 日米通算507本塁打、日米通算2643本安打
- メジャーでシーズン31本塁打、5度のシーズン20本塁打以上、通算175本塁打
- 本塁打王3回、打点王3回、首位打者1回獲得
歴代最強 4番バッター候補「金本知憲」
金本知憲は、連続試合フルイニング出場数は「1492試合」は世界記録を持っています。そういったタフネスから鉄人と呼ばれたりもしますが、選手としても打点王を獲得する勝負強さを武器にチームから必要とされ続けました。
とにかくここぞというときに打ってくれ、金本知憲でだめならしょうがないと思うファンも多かったでしょう。
- 金本知憲のすごいところ
- 連続フルイニング出場数「1492試合」(※世界記録)
- 通算476本塁打(NPB歴代10位)、通算2539安打(NPB歴代7位)
- 打点王1回獲得、ベストナイン7回獲得
歴代最強 4番バッター候補「清原和博」
清原和博は、西武ライオンズや読売ジャイアンツなどで4番を務め、通算525本塁打は日本のプロ野球歴代5位、通算1530打点はプロ野球歴代6位、21年連続シーズン2桁本塁打は日本のプロ野球歴代1位という素晴らしい成績を残しました。センターからライト方向への本塁打の割合が、51%(268/525)と実に半分以上を占め、その広角に打ち分ける打撃センスが数値上でわかります。
こんな素晴らしい成績を残しているにも関わらず、獲得タイトル数が『0』。運がなかったのか、どうなのか...タイトルと無縁の清原和博は『無冠の帝王』と呼ばれたりもしました。
- 清原和博のすごいところ
- 通算525本塁打(日本歴代5位)、通算1530打点(日本歴代6位)を記録
- 素晴らしい通算記録なのにタイトル獲得数『0』の無冠の帝王
- 広角に打ち分ける技術力が高い
歴代最強 4番バッター候補「掛布雅之」
掛布雅之は、タイガース一筋で活躍したレジェンドです。175cmと決して恵まれていない体格から放たれる本塁打でファンを魅了しました。掛布雅之の通算349本塁打は阪神タイガースの球団記録。
バッティング技術が非常に高く「本塁打は狙って打つもの、ホームランの打ち損じがヒット」という考えを持ち、タイガースの4番として活躍しました。
- 掛布雅之のすごいところ
- 通算349本塁打(阪神タイガースの球団記録)
- 6度の30本塁打、7度の3割以上を記録
- 本塁打王3回、打点王1回獲得
歴代最強 4番バッター候補「落合博満」
落合博満の3度の三冠王は、日本のプロ野球(NPB)の最多記録です。広角に打ち分け、さらには長打力も兼ね備え、史上最高の右打者と言われることもあります。落合博満の生涯成績、タイトル、記録は、すべてにおいてバケモノじみた記録を残しています。右打者の長距離ヒッターで、打率を残せる数少ない選手でした。
ロッテマリーンズ、中日ドラゴンズ、読売ジャイアンツなど、多くの球団を渡り歩き、4番打者を任されました。
- 落合博満のすごいところ
- NPB史上最多の3度の三冠王
- 首位打者5回、本塁打王5回、打点王5回と、数多くのタイトルを獲得
- 通算510本塁打はNPB歴代6位の記録
- 生涯打率.311はNPB歴代8位の記録
- 通算1564打点はNPB歴代5位の記録
- 広角打法といえば落合博満(右方向へ本塁打の割合は驚異の35%)
歴代最強 4番バッター候補「山本浩二」
山本浩二は、5年連続40本塁打以上を記録するなどその長打力が秀逸で、通算536本塁打(日本のプロ野球歴代4位)を記録しています。山本浩二は実は少々遅咲きの選手で、本塁打王4回、打点王3回、首位打者1回と数々のタイトルを獲得していますが、そのほとんどが30代になってからです。
山本浩二が入団するまで広島カープは創設19年でAクラス1回という弱小チームでしたが、衣笠祥雄とともにクリーンナップをつとめ、5回のリーグ優勝に貢献しました。
- 山本浩二のすごいところ
- 創設19年でAクラス1回の弱小だった広島カープを強くし、5回の優勝へ導いた
- 通算563本塁打(NPB歴代4位)
- 本塁打王4回、打点王3回、首位打者1回獲得
歴代最強 4番バッター候補「田淵幸一」
田淵幸一は、超攻撃型捕手。田淵幸一の魅力といえば、やはりその長打力。打球の飛距離が長く、そして大きく美しい放物線を描くホームランの軌道から『ホームラン・アーチスト』と呼ばれました。阪神タイガースや西武ライオンズの4番として、長年に渡って活躍しました。
- 田淵幸一のすごいところ
- 通算474本塁打(日本プロ野球歴代11位)、本塁打率12.41(日本プロ野球歴代2位)を記録
歴代最強 4番バッター候補「王貞治」
王貞治の通算868本塁打は世界記録。王貞治といえば一本足打法と言われるように、独特の打撃フォームで本塁打を量産しました。本塁打だけではなく、打率や打点など、数々のタイトルの獲得やNPB新記録を樹立しました。本塁打や打点の記録を見れば、今後王貞治の記録を超える選手は現れるのか、と聞かれると疑問に思うほど圧倒的な数値を残しています。
3番王貞治、4番長嶋茂雄、というイメージが強いかもしれませんが、長嶋茂雄が引退した後はジャイアンツの4番を任され、1231試合も4番で出場しています。
- 王貞治のすごいところ
- 通算868本塁打はNPB歴代1位の記録
- 通算2170打点はNPB歴代1位の記録
- 三冠王2度獲得
- 本塁打王15回(NPB歴代最多)、打点王13回(NPB歴代最多)、首位打者5回獲得
歴代最強 4番バッター候補「長嶋茂雄」
「4番サード」というフレーズを今でもよく使われますが、長嶋茂雄がジャイアンツの「4番サード」をつとめた影響と言えるでしょう。残した記録はもちろん、伝説として語り継がれる長嶋茂雄のエピソードは数しれません。偉大な記録で言えば、日本のプロ野球では大卒で400本塁打と2000安打のダブル達成者は、長嶋茂雄が史上初となります。
長嶋茂雄はここぞという時には、必ず結果を残す勝負強さを持っており、巨人のファンだけでなく、野球ファンは皆んな長嶋茂雄のファンだったといっても過言ではありません。まさに日本の4番とは長嶋茂雄のことでしょう。
- 長嶋茂雄のすごいところ
- 首位打者6回獲得(右打者のNPB最多記録)、本塁打王2回、打点王5回獲得
- 通算打率.305、通算444本塁打、通算1522打点、通算2471安打
- ここぞというときは必ず結果を残す絵になる男
歴代最強 4番バッター候補「野村克也」
野村克也は、捕手として日本で初めて三冠王をとりました。長打力と巧打の打撃技術は非常に高く、獲得したタイトルや記録、表彰は数え切れないくらいあります。また野村克也の代名詞といえばID野球。データを重視し、相手の癖や傾向を研究し、打撃やリードに生かし、それを打撃にも生かしました。
南海ホークスの歴代最強の4番打者として活躍しました。
- 野村克也のすごいところ
- 三冠王1度獲得
- 本塁打王9回、打点王7回、首位打者1回
- 通算657本塁打、通算2901安打、通算1988打点(全てプロ野球歴代2位)
歴代最強 4番バッター候補「山内一弘」
山内一弘は、考え抜かれた打撃論をもっており、理論に基づいた打撃技術は、多くの名手に参考されました。内角、外角、低め、高め、それぞれのコースに逆らわない打ち方で、ヒットやホームランを量産しました。まさに職人気質の打撃技術と言えるでしょう。
- 山内一弘のすごいところ
- 史上二人目の2000本安打達成者
- 首位打者1回、本塁打王2回、打点王4回獲得
- 通算396本塁打、通算打率.295
歴代最強 4番バッター候補「川上哲治」
プロ野球史上初となる2000本安打を記録した川上哲治。打低投高の時代に、鋭いライナー性の打球で高い打率を残し、打撃の神様と呼ばれました。数多くの記録を残し、ジャイアンツのレジェンドとなりました。またジャイアンツで歴代最多となる1658試合4番を任されました。
- 川上哲治のすごいところ
- 首位打者5回、本塁打王2回、打点王3回獲得
- シーズン打率3割以上12回記録など、アベレージ系の数々の記録を残す
歴代最強 4番バッター候補「藤村富美男」
「初代ミスタータイガース」こと藤村富美男。第二次世界大戦の兵役で選手としての旬な23歳から30歳くらいまでの大半を棒に振りますが、それでも通算1694安打、通算本塁打224本、通算打率.300など、輝かしい成績を残しています。
「ボールが止まって見える」を超えた「レフトスタンドがすぐそこに見える」という名言を残すほど、打撃技術は秀逸で、投高打低の時代に、46本塁打(1949年)を放ったり、打率.362(1950年)など、とんでもない記録を残しています。ちなみにプロ野球で初めて40本塁打以上を放ったのが、藤村富美男です。
阪神タイガースの4番と言えば、藤村富美男と答える人は多くいるでしょう。
- 藤村富美男のすごいところ
- 通算1694安打、通算本塁打224本、通算打率.300を記録
- 20代の大半を兵役のため、ほとんど30代で残した記録
- 戦後の投高打低の時代に46本塁打を放ったり、3割以上を度々記録
- 本塁打王3回、打点王5回、首位打者1回獲得
『歴代最強「4番バッター」の日本人プロ野球選手は誰?』のまとめ
いかがでしたか。チームだけではなく、その時代を作り上げた選手こそが、歴史に名を残す4番打者と言えるでしょう。今回紹介した選手は、ずば抜けた打撃力はもちろん、チームの顔として活躍した選手ばかりです。プロ野球史に残る記録を残している4番打者たちの中から1人を選ぶのは難しいかもしれませんね。
あなたの歴代最強の4番打者は誰なのでしょうか。それでは最後に気になる人気投票ランキングの発表です。
歴代最強「4番打者」の日本人プロ野球選手は誰?人気投票ランキング中!のアンケート
松井秀喜
金本知憲
清原和博
掛布雅之
落合博満
山本浩二
田淵幸一
王貞治
長嶋茂雄
野村克也
山内一弘
川上哲治
藤村富美男
アンケートまだまだ募集しています!皆さんのご意見も是非教えてください。
歴代最強「4番打者」の日本人プロ野球選手は誰?人気投票ランキング中!のアンケート
松井秀喜
金本知憲
清原和博
掛布雅之
落合博満
山本浩二
田淵幸一
王貞治
長嶋茂雄
野村克也
山内一弘
川上哲治
藤村富美男
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