【ダニエウ・アウベス vs カフー】ブラジル歴代人気No1右サイドバックはどっち？人気アンケート！
サッカーの世界一決定戦であるFIFAワールドカップで5度の優勝を誇り、サッカー王国として世界中で注目を集めるブラジル代表には、数々の名選手が生まれています。その中でも右サイドバックの名選手といえば、ダニエウ・アウベスとカフーの名前を挙げる方も多いのではないでしょか？
そこで今回はダニエウ・アウベスとカフーの実績と特徴を比較し、どちらが人気かのアンケート投票結果を発表します。
まずは皆さんの意見を教えてください♪
【ダニエウ・アウベス vs カフー】ブラジル歴代人気No1右サイドバックはどっち？のアンケート
ダニエウ・アウベス
カフー
【ダニエウ・アウベス vs カフー】ダニエウ・アウベスの経歴と実績
ダニエウ・アウベスはU-17よりブラジル代表に召集され、2006年からはブラジルA代表で活躍した右サイドバックです。
ダニエウ・アウベスは、ブラジルでプロデビュー、スペイン・セビージャへ
ダニエウ・アウベスはブラジルのバイーアのユースチームに所属し、2001年にトップチームへ昇格し、プロデビューしました。
プロ1年目にして公式戦25試合に出場し活躍したダニエウ・アウベスは、2002年よりスペインのセビージャに移籍します。
加入後すぐのスタメンに定着し、2005-06シーズンにはUEFAヨーロッパリーグ（当時はUEFAカップ）の優勝に貢献し、自身はMVPに輝きました。翌2006-07シーズンにはSBながらもリーグのアシスト王に輝き、同年にブラジルA代表デビューも果たします。
名門バルセロナで3冠を達成するダニエウ・アウベス
6シーズンに渡りセビージャで活躍した後の2008年に、世界最高峰のチームであるバルセロナ移籍します。ダニエウ・アウベスの移籍金は3,500万ユーロとされており、当時サイドバックとしては最高金額の移籍金でした。
同じ時期に監督に就任したジョゼップ・グアルディオラの元、1年目にしてリーガ・エスパニョーラ、UEFAチャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイの3冠達成に貢献します。
バルセロナでは8シーズンに渡り、右サイドバックでプレーし続け、2016年にイタリア・セリエAのユベントス、2017年よりフランスのパリ・サンジェルマン、そして2019年より母国ブラジルのサンパウロFCへとキャリアを転身していきました。
ブラジル代表でも100キャップ以上を経験
ダニエウ・アウベスはU-17よりブラジル代表に召集され、U-20のFIFAワールドユース選手権では優勝も経験しています。
A代表には2006年のドゥンガ体制時に初招集され、それ以降2020年現在もブラジル代表に呼ばれ続け、通算キャップ数は100キャップ以上にも上ります。
ワールドカップには、2010年南アフリカワールドカップと2014年ブラジルワールドカップと2大会連続で出場しましたが、2018年ドイツワールドカップは惜しくも怪我で出場を逃しますことになりました。
翌年の自国開催となるコパ・アメリカ2019には出場し、3大会ぶりとなるブラジルの優勝に貢献し、自身は大会MVPに選出されました。
ダニエウ・アウベスの圧巻のタイトル獲得数
名門のバルセロナの黄金時代とも呼べる時期に所属していたこともあり、ダニエウ・アウベスが獲得したタイトル数は圧巻です。
最強クラブ決定戦とも言えるUEFAチャンピオンズリーグではバルセロナで3度の優勝を経験、スペインリーグでの優勝回数はバルセロナで6回、スペイン国内カップ戦のコパ・デル・レイはセビージャで1回とバルセロナで4回の計5回。
1シーズン過ごしたユベントスではリーグ優勝とカップ戦のコッパ・イタリアの2冠を達成。続くパリ・サンジェルマンでも2シーズンの両方でリーグ戦とカップ戦の2冠を達成しています。
代表ではU-20ワールドユース選手権の優勝、コパ・アメリカでの優勝2回、コンフェデレーションズカップでの優勝2回といった実績となっています。
【ダニエウ・アウベス vs カフー】ダニエウ・アウベスの特徴
ダニエウ・アウベスは右サイドバックの選手ですが、技術や攻撃センスの高さよりサンパウロFCでは10番をつけてトップ下でも出場しているほど、攻撃性の高い選手です。
右サイドを何回も往復できる無尽蔵のスタミナ
ダニエウ・アウベスのプレースタイルとして印象深いのは、右サイドを駆け上がり、中央からパスを受けてサイドを突破するシーンです。
ダニエウ・アウベスがサイドを駆け上がる時にはディフェンダーの背後までとりにいくため、相手選手は常に背後のスペースを警戒しないといけません。
もちろん走ってもパスが出てこないことも多々あり、その際はすかさず戻って守備に回ります。この縦の上下動を連続して行えるダニエウ・アウベスのスタミナはピカイチと言えます。
ダニエウ・アウベスとメッシで右サイドを支配
さらにバルセロナ時代には、ダニエウ・アウベスの前のポジションには世界最高の選手とも言えるリオネル・メッシがいました。
メッシを警戒してマークを増やすとダニエウ・アウベスがフリーで駆け上がり、ダニエウ・アウベスに引っ張られるとメッシのマークが薄れるといった形で、右サイドを支配していました。
カフーの経歴と実績
カフーことマルコス・エバンジェリスタ・デ・モラエスは、ブラジル代表でキャプテンを務めた右サイドバックの選手です。
実はカフーは最初のヨーロッパ移籍で結果を残せなかった
カフーはサンパウロのユースからトップへ昇格し、プロデビューするとクラブ世界一決定戦であるトヨタカップ（現在のFIFAクラブワールドカップ）で1992年にバルセロナ、1993年はACミランを倒し、大会2連覇を達成します。
サンパウロやブラジル代表での活躍が認められ、スペインのレアル・サラゴサへ移籍を決めます。
このようにブラジルの選手は、ブラジルでプロデビューし、数年で実績を残してヨーロッパへ移籍して定着するパターンが多いですが、カフーは最初のヨーロッパ移籍で結果が残せずに1年で再びブラジルに戻っています。
プロ9年目にしてセリエAの強豪ASローマへ
ブラジルに戻って3シーズンを過ごした後、次の移籍先はイタリア・セリエAの強豪ASローマに決めます。ローマに移籍後、1年目のシーズンでリーグ戦に31試合出場し結果を残したカフーは、スタメンに定着します。
そして、2000-01シーズンには中田英寿とともにローマの18年ぶりのスクデット獲得に貢献し、30歳を過ぎてから初めてヨーロッパの主要タイトルを獲得するのです。
ローマで6シーズンを過ごしたカフーは、同じセリエAの強豪ACミランへ移籍し、再びスクデットの獲得と、サッカー選手がもっとも欲しいタイトルのひとつであるチャンピオンズリーグでも優勝します。
カフーはブラジル代表では2度のワールドカップ優勝を経験
1990年からブラジルのA代表に召集されているカフーは、1994年、1998年、2002年、2006年と4大会連続でワールドカップに出場しています。そのうち1994年と2002年の2大会で優勝を経験しました。
また1994年、1998年、2002年の3大会で決勝まで進んでおり、ワールドカップの3回決勝に出場した唯一の選手となっています。ペレやマラドーナといった歴代の名選手でも達成できなかった偉業を達成しているのです。
カフーの代表キャップは、歴代最多となる142キャップ！
17年間に渡りブラジル代表として活躍したカフーのキャップ数は142回にも上り、歴代最多キャップ数となっています。
ロナウジーニョやロナウドですら100キャップにも満たない数字であるため、いかに代表に定着し続けたかがわかります。
直近ではネイマールが2019年に史上最速で100キャップを達成しており、カフーの出場ペースを凌ぐ記録で迫っている状況です。
【ダニエウ・アウベス vs カフー】カフーの特徴
カフーもダニエウ・アウベス同様に、サイドを何度も往復する無尽蔵のスタミナをもつサイドバックです。
ダニエウ・アウベスの手本はカフー？
ダニエウ・アウベスはサンパウロのファンであったことを公言しており、6シーズンに渡りサンパウロで活躍したカフーもファンとして見ていた選手のひとりでしょう。
サイド際のオーバーラップを得意とする両選手ですので、ダニエウ・アウベスがカフーを見て学んだことも多いはずです。
見方との連携でサイドを突破
ドリブルで仕掛けて突破するシーンも多いダニエウ・アウベスに対して、カフーはドリブル突破よりも見方との連携でサイド突破をすることが多い選手です。
ドリブルで仕掛けることが少ないため、ボールを失う機会を最小限に留めながらサイドを突破していける、堅実かつ攻撃的な選手でした。
【ダニエウ・アウベス vs カフー】ブラジル歴代人気No1左サイドバックはどっち？まとめ
ダニエウ・アウベスもカフーも攻撃的なサイドバックですが、お互いに特徴が異なる魅力的な選手です。
ダニエウ・アウベスはクラブチームでのタイトルが非常に多く、カフーはワールドカップ2度の優勝など代表で素晴らしいタイトルを獲得しています。
両選手とも実績が豊富で、さらにブラジル代表でキャプテンを務めるほどの人格者ですので、どちらかを選ぶのは難しいかもしれませんが、ぜひ投票してみてください！
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