サッカー日本代表の歴代最強「アンカー」は誰?人気投票ランキング

サッカー日本代表の歴代最強「アンカー」は誰?人気投票ランキング

サッカー日本代表の歴代「アンカー」で最高・最強の選手は誰だ?と聞かれたら、皆さんは誰をあげますか?

サッカーのボランチは、攻守のバランスを保つために豊富な運動量や視野の広さが求められます。ボランチの中でもディフェンダーの1列前で敵チームの攻撃を潰す役割を求められるポジションが「アンカー」と呼ばれます。「アンカー」は中盤の守備のスペシャリストと言えるでしょう。

そこで今回は、サッカー日本代表で活躍した「アンカー」を紹介し、『サッカー日本代表の歴代最強「アンカー」は誰?』という人気投票のランキング結果を発表します。

まずは皆さんの意見を教えてください♪

  • ここでのサッカー日本代表「アンカー」の選出基準
  • 今回は日本代表として30試合以上に出場した選手の中からアンケートを取っています。

サッカー日本代表の歴代最強「アンカー」は誰?のアンケート

山口 蛍

長谷部 誠

今野 泰幸

阿部 勇樹

稲本 潤一

山口 素弘

森保 一

【山口 蛍】豊富な運動量とボール奪取力が高いアンカー

【山口 蛍】豊富な運動量とボール奪取力が高いアンカー

山口 蛍は、2013年から日本代表に選出され2019年まで、サッカー日本代表のボランチ、その中でもアンカー的な役割をこなして活躍しました。2014年ブラジルW杯、2018年ロシアW杯に出場しました。

山口 蛍のボール奪取力が高い日本を代表するアンカー

山口 蛍の最大の魅力は、強いフィジカルをいかしたボール奪取力と運動量の豊富なことです。インターセプト数が非常に多く、ボランチとしての守備力が魅力です。ボランチの中でもアンカーの役割を求められることも多く、チームの守備に安定感をもたらせます。

また、もともと攻撃的MFのポジションだったため、シュートセンスやゲーム展開力に優れています。

  • 【サッカー日本代表 アンカー】山口 蛍のすごいところ
  • ボール奪取力と運動量の豊富さが魅力の守備に秀でたボランチ・アンカー
  • ミドルシュートやゲームメイク能力も高い
  • サッカー日本代表出場数は46試合

【長谷部 誠】日本代表のキャプテンを8年任されたレジェンドのボランチ・アンカー

【長谷部 誠】日本代表のキャプテンを8年任されたレジェンドのボランチ・アンカー

長谷部 誠は、2006年から日本代表に選出され2018年まで、サッカー日本代表のボランチ、その中でもアンカー的な役割をこなして活躍しました。2010年南アフリカW杯、2014年ブラジルW杯、2018年ロシアW杯に出場しました。

長谷部 誠といえば、2010年から2018年まで8年間にわたりサッカー日本代表のキャプテンを務めたレジェンドです。2007年からドイツブンデスリーガに移籍し、ヴォルフスブルクやフランクフルトで10年以上にわたり、レギュラーを勝ち取り続けました。2008-09シーズンに、ヴォルフスブルクでブンデスリーガを制覇しました。

長谷部 誠は、テクニック、危機察知能力、カバーリング、フィジカル、そして勤勉さが揃ったボランチ

長谷部 誠の浦和レッズ時代は、テクニックを生かしてトップ下や攻撃的MFのポジションを務めていました。ドイツに渡りその勤勉さや真面目な性格が評価され、サイドバックやボランチなどの守備的なポジションを任され、そこで海外で通用するフィジカルを手に入れました。さらに年を重ねるごとに危機察知能力やカバーリング技術を身につけ、センターバックやリベロ(スイーパー)などのポジションまで任される、超ユーティリティプレイヤーとしてドイツブンデスリーガで10年以上も活躍し続けています。

攻撃的なインサイドハーフや守備的なアンカーまで、守備的MFの全ての役割をこなすことができる能力は日本代表では突出しており、長谷部 誠は8年間にわたりレギュラーを勝ち取り続けました。

日本代表では遠藤 保仁がより攻撃的な役割を担っていたため、アンカー的な役割を任されることも多くありました。

長谷部 誠のキャプテンシー

長谷部 誠は、選手として、ボランチとして、突出した能力を持っているだけではありません。もう一つのずば抜けた能力は「キャプテンシー」です。

サッカー日本代表のキャプテンを2010年から2018年まで8年間務めました。監督だけでなく選手からも、日本のキャプテンは長谷部だけだと言わしめたそのキャプテンシーは、長谷部 誠の最大の魅力と言えるでしょう。

安定した精神力から、安定したプレーに繋がり、常に高いパフォーマンスを発揮する姿は、まさに日本代表のキャプテンにふさわしいと言えます。

  • 【サッカー日本代表 アンカー】長谷部 誠のすごいところ
  • 攻守において非常に高いレベルを誇るボランチ
  • テクニック、フィジカル、危機察知能力などに優れ、欠点がないボランチ
  • インサイドハーフ、アンカー、サイドバック、センターバックまでこなせるユーティリティプレイヤー
  • 8年以上も日本代表のキャプテンを任されたレジェンド
  • サッカー日本代表出場数は114試合

【今野 泰幸】アンカー、サイドバック、DFまでこなす守備のユーティリティプレイヤー

【今野 泰幸】アンカー、サイドバック、DFまでこなす守備のユーティリティプレイヤー

今野 泰幸は、2005年から日本代表に選出され2017年まで、サッカー日本代表のアンカーやセンターバック、そしてサイドバックとして活躍しました。2010年南アフリカW杯、2014年ブラジルW杯に出場しました。

今野 泰幸は、海外へ挑戦はしませんでしたが、Jリーグの所属するどのチームでもレギュラーを勝ち取れるほど、周囲の評価が高い選手です。

今野 泰幸の最大の魅力はやっぱり守備力

今野 泰幸は身長178cmとそこまで高くないのに、日本代表でボランチやCB、サイドバックといった守備のキーとなるポジションでレギュラーで出場しました。監督が変わってもどこかのポジションで出場できる今野 泰幸の魅力は何なのか。

やはり今野 泰幸の最大の魅力は、抜きん出た守備力です。

適切なポジショニングに加え、取れると判断してからの圧倒的なスピードでボール奪取する能力に秀でています。バランサーでもありながら、ボール奪取能力が高い、稀有な存在と言えます。そう言った背景もありボランチを任される時は、アンカーを任されることが多く、自慢の守備力でチームに安定をもたらします。

今野 泰幸の能力がユーティリティすぎる!

今野 泰幸の凄さは守備力と言いましたが、90分間ハードに動き続けることができるスタミナ、そして攻撃の起点となれるビルドアップ能力にも長けています。ショートパス・ロングパス両方で高いキック精度を誇り、攻撃の起点となることもできます。

そういったマルチな能力があるからこそ、ボランチ、CB、左右のサイドバックといった複数ポジションで高いパフォーマンスを発揮できるのでしょう。

  • 【サッカー日本代表 アンカー】今野 泰幸のすごいところ
  • 適切なポジショニング、素早くボールを奪取力が高く、守備に秀でたボランチ・アンカー
  • 高いキック精度でビルドアップ能力に長け、攻撃の起点になれる
  • アンカーだけでなく、CB、左右のサイドバックも守れる
  • サッカー日本代表出場数は93試合

【阿部 勇樹】ライナー性のロングフィードで攻撃の起点となれるアンカー

【阿部 勇樹】ライナー性のロングフィードで攻撃の起点となれるアンカー

阿部 勇樹は、2005年から日本代表に選出され2011年まで、サッカー日本代表のボランチ、その中でもアンカー的な役割をこなして活躍しました。2010年南アフリカW杯に出場しました。

阿部 勇樹は、そのバランスのとれた守備力と攻撃力を武器に、Jリーグのジェフで活躍し、イングランドのレスター(当時は2部)でもレギュラーで活躍、その後日本に戻ってきてもずっとレギュラーとして活躍しました。

阿部 勇樹の危機察知能力が高いアンカー

阿部 勇樹は、危機察知能力に長けていることと、競り合いに強いことから、DFを任されることもあるほどの高い守備力を誇ります。南アフリカW杯では、守りを固める日本代表のアンカーとしてグループリーグ突破に大きく貢献しました。

フリーキックを任されるほどの高いキック精度

阿部 勇樹のもう一つの魅力は、フリーキックを任されるほどの高いキック精度です。ミドルシュートの能力が高く、ボランチながら2005年に12得点をあげるほどです。またビルド能力も高く、特にライナー性のロングフィードで攻撃を早く展開でき、アンカーやDFから攻撃の起点となりました。

  • 【サッカー日本代表 アンカー】阿部 勇樹のすごいところ
  • 高い危機察知能力と競り合いに強く、守備に秀でたボランチ・アンカー
  • キック精度が高く、得点力があり、攻撃の起点にもなれる
  • サッカー日本代表出場数は53試合

【稲本 潤一】ドリブル&ミドルシュートが魅力のボランチ・アンカー

【稲本 潤一】ドリブル&ミドルシュートが魅力のボランチ・アンカー

稲本 潤一は、2000年から日本代表に選出され2010年まで、サッカー日本代表のボランチとして活躍しました。2002年日韓W杯で2得点をあげるなど大活躍し、その後も代表にコンスタントに呼ばれ続け、2006年ドイツW杯、2010年南アフリカW杯にも出場し、W杯には3大会も出場しました。

稲本 潤一は、1997年当時の最年少記録となる17歳6ヵ月でJリーグ初出場、そして17歳7ヵ月でJリーグ初得点という順風満帆なスタートをきりましたが、その後プレミアリーグのアーセナルへ移籍したものの出場機会に恵まれず、海外のチームを転々としました。

稲本 潤一のボランチとしての攻撃力は歴代表随一

稲本 潤一の最大の特徴は『自らドリブルでボールを運びそのままミドル』でしょう。

ボール奪取力が非常に高いこともあり、ボランチの中でもアンカーが最適と言われたりしますが、日韓W杯で見せたボランチから攻め上がり2ゴールを奪った姿が印象に残っている人は多くいるでしょう。

圧倒的なフィジカルで突き進むドリブルと、思い切りの良いミドルシュートで、ボランチながら得点力が高いため、攻撃的なボランチと言えます。そのため戦略によって、セントラルミッドフィルダー(センターハーフ)を任されることも多くありました。

稲本 潤一は守備力も高く、アンカーとしても活躍できる!

稲本 潤一のフィジカルをいかしたボール奪取力、つまりボランチとしての守備力も魅力。キャリアの終盤ではより守備的な役割をこなすようになり、アンカーやDFとして出場することもありました。

  • 【サッカー日本代表 アンカー】稲本 潤一のすごいところ
  • ドリブルで持ち上がりミドルシュートが得意な超攻撃的ボランチ
  • ボール奪取力が高くロングフィードもこなせるため、アンカー的役割もこなす
  • 2000年代前半の最強アーセナルに移籍した実力者
  • サッカー日本代表出場数は82試合

【山口 素弘】攻守のバランスが取れたクレバーなアンカー

【山口 素弘】攻守のバランスが取れたクレバーなアンカー

山口 素弘は、1995年から日本代表に選出され1998年まで、サッカー日本代表のボランチ、その中でもアンカー的な役割をこなして活躍しました。1998年のフランスW杯で3試合に出場しました。

山口 素弘は、サッカー関係者からの評価が非常に高く、当時の日本代表で中盤を構成していた名波 浩などの日本代表選手から、辛口評論家のセルジオ越後などからも高い評価を受けました。

山口 素弘は、『守備的MF』の新しい形を日本に示した

日本では1990年代まで、守備的MFといえば守備に特化したMFがほとんどでした。しかし山口 素弘のプレイスタイルは、巧みなポジショニングで攻撃の芽を摘み、攻撃の起点となりボールを前線へ配球するという、まさに現代サッカーのボランチというものを、日本に示したと言えます。

山口 素弘は、歴代日本代表トップクラスの『クレバー(知的)さ』を誇る

山口 素弘は、日本に新しいボランチの形を示すほどの実力を持ちながら、日本代表ではうまくバランスを取りながら中田 英寿や名波 浩のサポートに徹し、日本代表に貢献しました。実際のJリーグの所属チームでは、ミドルシュートなどで積極的にゴールを狙うこともでき、ボランチでありながらハットトリックを記録したこともありました。

常に『何をすればいいのか』という判断力が非常に優れ、それを実行できる技術力があるからこそ、当時の日本代表に欠かすことができない存在だったと言えるでしょう。

  • 【サッカー日本代表 アンカー】山口 素弘のすごいところ
  • クレバーで判断力に優れ、守備と攻撃のバランスがとれたボランチ・アンカー
  • 攻撃の起点となる優れたパスセンスと正確なミドルシュートを武器にする
  • サッカー日本代表出場数は58試合

【森保 一】日本人らしい勤勉なアンカー

【森保 一】日本人らしい勤勉なアンカー

森保 一は、1992年より日本代表に選出され1996年まで、サッカー日本代表のボランチ、その中でもアンカー的な役割をこなして活躍しました。1993年のドーハの悲劇を経験した選手でもあります。2020年東京オリンピック、2022年カタールW杯の日本代表の監督として知られています。

森保 一は、守備に特化したボランチ(アンカー)

1990年代前半の日本代表の攻撃的な選手の守備意識は低い時代で、誰かが守備と攻撃のバランスを取っていました。その役割を担っていたのが森保 一です。

ラモス瑠偉や三浦知良などが心置きなく攻撃できるように、スペースを埋め日本のピンチを幾度となく救っていました。豊富な運動量を誇り、常に汗を流しながらチームに貢献していた苦労人です。また戦術理解度が高いこともあり、所属するどのチームの監督からも重宝されてきました。

  • 【サッカー日本代表 アンカー】森保 一のすごいところ
  • 運動量が豊富で守備に秀でたボランチ・アンカー
  • サッカー日本代表出場数は35試合

『サッカー日本代表の歴代最強「アンカー」は誰?』のまとめ

いかがでしたか。守備に特化したアンカータイプのボランチだけでもかなり多くのサッカー日本代表が存在します。今野 泰幸や阿部 勇樹、長谷部 誠といった選手は、そういった守備に秀でたタイプのボランチ・アンカーとして真っ先に名前が出てくる歴代最強・最高の候補になってくるでしょう。

皆さんの考えるサッカー日本代表で歴代最強・最高のアンカーはだれでしょうか。

それでは最後に気になる人気投票ランキングの発表です!

サッカー日本代表の歴代最強「アンカー」は誰?のアンケート

山口 蛍

長谷部 誠

今野 泰幸

阿部 勇樹

稲本 潤一

山口 素弘

森保 一

アンケートまだまだ募集しています!皆さんのご意見も是非教えてください

サッカー日本代表の歴代最強「アンカー」は誰?のアンケート

山口 蛍

長谷部 誠

今野 泰幸

阿部 勇樹

稲本 潤一

山口 素弘

森保 一

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